2006年08月02日
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「劇場版 NARUTO-ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ!」はテムジンの魅力が光る秀作!?

Written By: トーノZERO連絡先

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 今日のNARUTOの感想。

タイトル §

「劇場版 NARUTO-ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ!」

あらすじ §

 ナルト、サクラ、シカマルの3人は、フェレット捜索の任務で出動しています。

 フェレットを捕獲し、依頼された村まで届けると、村は謎の軍団に滅ぼされていました。ナルトは、謎の軍団のテムジンと戦いになります。二人は、戦いの最中、谷底に落下します。

 二人は、旅のキャラバンに助けられます。

 キャラバンは大昔の大国の末裔だと言います。ゲレルの石、ゲレルの書という強力な道具を持っていましたが、強力すぎ、滅んだと言います。

 テムジンは、その国が滅んだ時に海を渡った王族の末裔でした。

 テムジン達のリーダー、ハイドは争いのない世界を作るために、ゲレルの石が必要だと主張します。

 テムジンの活躍で、封印されていたゲレルの鉱脈の在処が分かります。

 しかし、ハイドの本心が私利私欲でしかないことが明らかになります。テムジンの生まれた村を襲い、ゲレルの書をそこから奪ったのもハイドでした。それを知ったテムジンは、ナルトと協力してハイドを倒します。

 そして、テムジンは自分の王族の血を使い、命を投げ出してゲレルの鉱脈を無きものにしようとします。そのテムジンを、ナルトは必死に救い出します。

 テムジンは、希望を持って、仲間と共に、海の向こうの戦乱の土地に戻っていきます。

感想 §

 映画第1作「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」と比較すると、まっとうで分かりやすい作品と言えます。第1作の憎らしい姫と比較して、テムジンというのは誠実で分かりやすいキャラクターです。ストーリーも単純明快で、複雑に迷う部分もなく、物足りなさが残ります。

 とはいえ、悪い映画ではありません。

 不器用にぶつかり合いながら互いを理解したナルトとテムジン、その友情と別れ。それは、1つの気持ちよいドラマであり、結末だと言えます。

 特に言葉も交わさない二人の別れは絶品ですね。

今回の一言 §

 TVでは活躍の機会が滅多になくなったサクラちゃんの出番が多いのは嬉しいですね。

 もう1つ、キャラバンの女の子もなかなか可愛いです。特に、この娘は赤丸チェックですね。